ハンドバッグ 持ち手交換

ハンドバッグの持ち手交換修理を紹介します。

中央部がぐっと盛り上がった形状が印象的な持ち手です。この盛り上がりは、デザインとしてだけではなく、美しいアーチを作るために必要なものでもあります。

この持ち手の盛り上がりの高さは約10ミリ。革を貼り合わせて丸く削り、元の形状を再現します。

盛りの高さが高くなるほど、作業は難しくなるのですが、完成後の姿を見ると苦労した価値はあったかなと思います。

 

ハンドバッグ持ち手交換1本 10,000円(税抜き)

ハンドバッグの内装交換

外観は大変きれいですが、内装は合成皮革の劣化が進み、表面が粉々になって剝落しています。このような状態になると、内装を丸ごと交換となります。

レーヨン生地で内装を制作して、元通りに組み立てていきます。

今回の依頼品は、仕切りポケットを挟んで2室にポケット。背面と前面に外ポケットがついた複雑な構造でしたが、すべて再現していますので、これまでと同じように使っていただけます。

ハンドバッグ内装交換 38,000円(税抜き)