オーダーメードで作られたオーストリッチのトートバッグです。経年による内装の劣化のため、内装を作り直すことになりました。
ポケットは、片マチのファスナー付き一箇所に変更し、緑の合皮を黒い革に交換しました。そして四隅を縫製でつまむことでマチが広がらない様にしています。
内装の交換の際は、ポケットの大きさや取り付け箇所など、お客様のご希望に合わせて製作いたします。
東大阪の鞄と靴の修理屋さん
オーダーメードで作られたオーストリッチのトートバッグです。経年による内装の劣化のため、内装を作り直すことになりました。
ポケットは、片マチのファスナー付き一箇所に変更し、緑の合皮を黒い革に交換しました。そして四隅を縫製でつまむことでマチが広がらない様にしています。
内装の交換の際は、ポケットの大きさや取り付け箇所など、お客様のご希望に合わせて製作いたします。
白系の生地のバッグは経年で、ファスナーの周囲などが茶色く変色していきます。これは製作時に使用されたボンドの劣化によるボンド染みで、クリーニングやシミ抜きでは綺麗にできません。
画像のバッグは、ボンド染みと全体の黄変が見られ、生地の裏側のウレタンフォームが劣化により粉々になっていたため張りがなくなり、沈んだ色になっています。
当初はクリーニングで依頼されたのですが、上記の理由からクリーニングではなく表生地の交換を提案させていただきました。
元の色が残っている部分がなかったので、ファスナーの色から推察して近い色のナイロンツイルを選びました。
内側には劣化しないようにウレタンフォームではなく不織布で張りをもたせています。